※雑誌資料やウィキペディアから引用している部分も多々あります、御容赦下さい。
・画像は2017年発売の「スーパーロボット大戦V」から。
古今東西のSF・ロボット作品のキャラクター達が地球圏に平和を取り戻すため、世界征服を狙う悪の組織、謎の地球外生命体、人類同士果てにはこの世を支配する神とも力を合わせて戦うドラマチックシミュレーションRPG。
「マジンガーZ」「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」といった代表的なものから近年では「宇宙戦艦ヤマト」等、ロボットアニメと区分されない作品も参戦しており注目を浴びている。
「様々なロボット達が同じ世界で戦う」という王道で燃えるコンセプトでありながら、「異なる作品世界を融合させることで起こるシナリオの化学反応」も最大のポイントであり、今尚根強い人気を誇る日本を代表するクロスオーバーゲーム。
・名だたるスーパーロボット達と共に戦え!
近年のコンシューマ、ソーシャルゲームのコラボというと「異なる世界から別作品のキャラクターがやってきた」というのが一般的な作りになっているが、スーパーロボット大戦は物語の舞台そのものに参戦作品群の世界が融合されているのが特徴であり、物語の進行も主に原作ストーリーを一からなぞる形で行われ、そういった中で敵味方の勢力や設定に他作品が介入してくる、というのが見どころ。「作品」が物語を形成する「役者」として扱われているという贅沢なゲームと言える。
原作を知らないユーザーは作品との「出会い」を楽しめ、原作を知るユーザーはゲームでの「変化」を楽しめる、ジャンルの登竜門とお祭りの両方として機能しているのが、このゲームが長い間支持されている理由と言えるでしょう。
・ガンダムの名パイロットの前にヒーロー乱入!なんてこのゲームならではな展開も。
各原作を踏襲しつつもゲーム制作側の独自解釈が盛り込まれた「二次創作」にあたる作品だが、同人作品とは違い原作側「公認」の二次創作物であり、1つのゲーム或いはそれぞれの作品の商業として成功を収めている。スパロボに出ることでプラモデルや超合金といった製品が再販されたり、原作の知名度が上がる、再評価されるといった事例も少なくはなく、「ロボットアニメ」というジャンル・業界において大きな影響を与える存在となっている。(とは言っても二次創作という性質上スパロボに悪い印象を持つユーザーも少なからずいるので、原作の場で過度にスパロボでの話題を持ち出すのはご法度。)
シミュレーションRPGと名乗っているものの、キャラクターのイメージを損なわせない・活躍させることを第一に作られているのでゲーム自体の難易度はシリーズを通して全体的に易しめ。直近のものだと最初からハードモードも選べてもっと歯ごたえを!というヘビーユーザーも安心。
基本的には1タイトルで1つの物語が完結するが、第二次、第三次…と参戦作品に幾許かの違いはあるがシリーズとして話の続いてるものもある。
・50話というとだいたいアニメ4クール分、壮大な物語を体感出来る。
ゲームは約50~60話のシナリオで構成されており、1つのシナリオにつき大きく分けて3つのパート…
ストーリーを読み進めていく「シナリオデモ」、
マップ上で自軍を戦わせる「戦闘マップ」、
各パイロットや機体のステータスを強化する「インターミッション」
のサイクルで進んでいく。
戦闘マップでは、敵に攻撃する度アニメーションが入る。(ボタン操作や設定でスキップ可能)主題歌等のBGMをバックに原作同様にキャラクターが喋り、迫力の必殺技で敵を撃破する、プロモーション映像等でお馴染みのスパロボの大きな目玉と言える。
要求されるプレイ時間は1本につき大体30~40時間程。タイトルや雰囲気から未プレイののユーザーからはマニアックという印象で手を出しにくいイメージも持たれているが、まずは知っているアニメが出ているものから、興味が湧いたら触って見て欲しい。中古市場の値下がりが比較的早いのでお財布にも優しいハズ。
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