【スパロボT】セフィーロとバイストン・ウェルについて

※ダンバイン、レイアース両作品のネタバレが含まれていますので読み進まれる場合はご留意下さい。

シオン・ザバ。狩りを生業としている彼は言葉遣いや態度が少々荒っぽく、ショウとはいくらかの違いが見える。

○力の定義
ダンバインのオーラの力は誰にも秘められている生体エネルギーであり、マシンのオーラコンバーターを通せば地上に赴いた際にも問題なく(それどころかエネルギーが増加する傾向がある)運用出来るが、セフィーロは基本的にセフィーロの中あるいは周辺でしかその力を行使出来ない。性質が似ているという点でバイストン・ウェル内では魔法を唱えられることは容易に想像出来るが、地上もしくは別世界へ上がった際にどういう扱いを受けるかがポイント(案外どこでも魔法使えました、ってオチも一応視野に入れておく)。ついでにエネルギーそのものにより世界が支えられている、というのは両世界の共通点。

○世界設定は
本編から700年後の世界がOVAダンバインであるが、今作ではショウとその転生後であるシオンが邂逅する。極力版権作品同士で設定の織り合わせをやる傾向にあるのがスパロボなので、今回はその接点を作るのがレイアースのセフィーロだというのが持論。700年後ではあるがあくまでパラレルワールドという扱いにし、さらにOVAダンバイン世界はセフィーロに内包されている、もしくは近い国であるというのも予想。
前者の理由の一つとしてはエメロード姫が自ら死を迎える為にマジックナイト達を召喚した、という設定はOVAダンバインのショット・ウェポンのそれに酷似しているため。セフィーロの柱の消失による均衡の崩壊≒地上界へのオーラロードの逆流という結びつけ方が出来れば双方の目的が合致しクロスオーバーが成立する。
後者の理由はセフィーロの遥か上空には文明や性質の異なる他国が点在しているため、その一つが本編バイストン・ウェルであり、もう一つがOVAバイストン・ウェルであろうということ。スパロボではあまり触れられないものの、バイストン・ウェルの宇宙の先にも異なる世界が存在していることが本編外で言及されており、ダンバインとレイアースの両者を結ぶ接点は原作段階で用意されていると見ていい。セフィーロが橋渡し的な扱い。
基本的にレイアース×OVAダンバインの予想なのも理由があり、PV時点で明らかになっているダンバイン本編の情報量が非常に少ないため。味方側はショウ&チャム、敵側はジェリル、アレンのみとゼラーナ隊やシーラ、エレ、ドレイクやビショットの姿も見えない。アレンは機体と流用とビバップのビシャスと兼役なので都合が良く、XのドラムロのようにあくまでPVで見せておくことで期待させる要素だろうし、原作再現でグラン・ガランやウィル・ウィプスを出そうものなら戦艦と言えど戦闘アニメの負担は図り知れない。今回重要なのはあくまでショウとシオンが出会うことなので、ショウとその他数名がなんらかの形でオーラロードを拓き、迷い込んできたくらいの扱いが現実的だと思う。

○ショウと光
・平凡な一般人だったが、救世主として異世界に召喚される。
・なし崩し的に戦っていたが、次第に世を救いたいと自分の意志で願い戦うようになる。
・一度は元の世界に戻ったが、再び戦いの道を選ぶ。
・ハイパー化の危険性、ノヴァの出現と自身の影とも言える存在に苦悩するが、最終的に
それと向き合い、正しい力として受け入れる。
・想い人がおり、大きな原動力となっている。
・武道の心得がある
と様々な共通点があり、キャラ単位のクロスオーバーだけ見てもかなりアツい。シオンも恋仲？のレムルが戦う理由の一つなのと、救世主として崇められる点では一緒。一人の戦士としての成長は物足りない部分があるので、そこは分身であるショウや原作をなぞるであろう光との絡みに期待。

  Tweet