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2020年10月7日水曜日

スパクロの5周年(2020/10/07)

※とりあえず先に重要なのは「筆者はスパクロ未プレイ」ということです。ご了承下さい。


スパクロがサービス開始から5周年、スパロボの歴史から見れば所謂「横道に逸れた」タイトルがこれだけ長く続いたのは大きな功績だそうです。

ご存知の通りスパクロでは通常扱えないような変化球、むしろ魔球か何かとも言える作品の参戦が目玉になっていて、直近のアニバーサリー企画でも「牙狼」や「ミンキーモモ」の参戦がツイッターのトレンドに載り大きな話題になっています。スパクロの新規若しくは期間限定参戦の作品の多くは権利やシナリオ相性、実写媒体やボイス収録といったコンシューマータイトルに参戦しにくい、或いは不可能な多くの事情を抱えているのは、あれこれと参戦予想等を組み立てている自分が当然理解しているものだと想像が付くことでしょう。

ツイッターで長いこと付き合いのある方なら見ていてわかってもらえると思うけど、自分のスパロボの『見方』はここ数年のタイトルによってロボット(ひいてはそれ以外でも参戦しそうな)作品寄りになっています。あっちもこっちもと手を付け続ければ当然それだけの期待が膨らむわけで、スパクロにのみ参戦している作品でもコンシューマータイトルへの適正が高いものも幾つか存在することもわかってきました。

2年半前のインタビュー記事にはこう書いてあります。「ファンからは「『スパクロ』に出たらコンシューマータイトルに出ない」という声も出ていますが、そんなことはまったくありません。『スパクロ』に期間限定参戦ができるのは、シナリオにあうかあわないか、オリジナルタイトルのタイミングなどから決まっていきます。」「あとはコンシューマータイトルは開発期間が長いので、いろいろと仕込む必要があることも参戦作品の選択に関係しています。」この後に最新作であるTが発表されたわけですが、残念ながらその後のTに反映するには準備期間が足りなかった模様。マジンガーINFINITYが特例だったのはファンであればもはや暗黙の了解でしょう。

少し話が逸れるけど、現在自分はサービス当初という少々の空き期間がありながらもスパロボDDをプレイし続けています。定期イベントの第三次超級はラクラク、制圧戦は10までなら全エリアSランクのノー撤退クリア、お布施は…今までプレイしてきたアプリゲームの中では上位に食い込むけど、まぁそこそこと言ったところです。自軍総掛りな戦略を立てて制圧戦クリアーすることやメインシナリオ、新しい戦闘アニメやクロッシングパイロットといったものを楽しんでます。ガチャの当たり外れに対する感情の起伏は当然あるけど、手持ちのやり繰りがゲーム的な部分と考える自分としてはあまり気にはなりません。

「スパロボも今ではコンシューマーのタイトルだけでは続けることは出来ない」…正確ではないけど、先々月の生スパロボチャンネルでプロデューサーが漏らしたコメントを自分は聞き逃しませんでした。まぁ薄々感づいていたというかわかっていたことではありますが。そんなこともあり、自分の課金の方針としてはスパクロにノレなかった自分がシリーズがより良く続くようにと「遅れた」想いを、さながらバロン・マクシミリアン(先月見終えたブレンパワードとても面白かったです)のようなある種歪んだ愛情を捧げているつもりです。当然直接還元されるわけではないと解ってはいるし、誰に強制するということでは絶対にないです。あくまで自分がもの好きでやっていることは理解してもらえればと思います。

スパクロを支えたモノが何なのかは、未だにインストールの一つもしたことのない自分は断言することは出来ません。それが果たして優れたゲーム性や課金に対するコストパフォーマンスなのか、お目当ての作品が参戦したことの喜びなのか、ガチャ産業に乗っかったものなのか、はたまたスパロボを支えてやろうというユーザーの感謝の気持ちなのか、いづれにしても「5年続いた」のは紛れもない事実で、シリーズ全体で大きな貢献だったことは素直に喜ぶべきなんでしょう。

実際起きた事象や開発側の発言を調べたり考えたりして、結局アプリがあってコンシューマーがあって、出来ることも出来ないことも、理屈では十分理解したつもりです。それでもやはり個人の感情としては「コンシューマータイトルであって欲しかった」もの(これは同じくアプリゲームのDDに関してでもある)が多く惜しいなと思うこともたくさんありました。でも、というかだからこそ、5周年の際にプロデューサー陣が述べていた「スパクロで得られた様々な知見はシリーズに還元していく、『スパクロ』で得られた知識ややり方を、コンシューマ版に組み込んでシリーズをよりよく発展させていく」というコメントには、これまで出来なかったこと、今までなかった新しいこと、そういったものも期待したいと思います。


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