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2021年6月6日日曜日

Re:スパロボ次回作は「エーアイ・さざなみ共同開発の3Dスパロボ」である

「30周年スパロボを予想しよう!」とユーザー間では大変盛り上がっているこの頃、T(2019年)の頃の暴走に近いテンションで殴り書きしていたブログを引っ張り出してきました。エックスデーも約一か月に迫ってきて内心居ても立っても居られない気持ちですが、悲しきかなそこそこの期待くらいにセーブしておいた方がダメージは少ないのかなと考えてしまいます。そんな訳ですがここに現実的かつ期待に応えてくれそうな?自分の予想を書き綴っていこうと思います。



1.そもそもどんなスパロボなのか?

以前述べたように「エーアイ・さざなみ共同開発の3Dスパロボ」と言いたいとこですが、正確には「フルメタWDWベースの3Dスパロボ」が正しいですね。これについての理由を幾つか。

フルメタWDW(戦うフー・デアーズ・ウィンズ)というのは簡単に言ってしまえばスパロボOEに近いフルメタ単体の3Dシミュレーションゲームで、2018年にPS4でリリースされていました。長年スパロボに携わっていた宇田歩プロデューサー指揮の下で作られていたそうですが、これが次回作の雛型であるということが自分の推測です。というのもスパロボV以降、それまでの三すくみの制作体制が大きく変動し、企業単位でなら

  • VXT三部作…B.B.スタジオ
  • スパクロ…さざなみ&セガ
  • DD…元ウィンキーソフト&ドリコム(※但し宇田Pがストーリーコーディネイトに関わる)
  • フルメタWDW…エーアイ&さざなみ

という(少なくとも見える範囲では)内訳となっています。また、フルメタWDW自体開発ノウハウ蓄積の為のタイトルと思わせる箇所がありました。

  • 簡易表現の通常戦闘・長回しの必殺技の使い分け(アニメ負担軽減の模索?)
  • 明らかな未完成感漂うユーザーインターフェースの数々(インターミッションが顕著)
  • 戦闘マップや会話シーン等の演出の豊富さ(「アニメ以外の演出強化は課題」とT攻略本にて寺田Pが述べる)

B.B.スタジオが三部作で繋いでいる間、元々あった戦力を合併&分割し、コンシューマーとアプリの同時進行を行っていた説を自分は推していきたいです。


2.何故そんなスパロボなのか?

これは戦闘アニメーションの労力が大きな問題として付き纏う現状で、「スパクロ由来の3Dモデルの流用」が一番の肝だと考えています。また「はじめてスパロボをやる、久々にスパロボをやるという方向けにも単発且つスタンダード」がコンセプトのVXTの後であり、スパクロやDDといった3D主体のグラフィックにもユーザーの眼が慣れてきている現状では、スパロボというゲームの広がり的にも変化球を繰り出す意義は強いとも考えています。「シリーズものはあと一回くらいはやってもいい」という寺田Pの発言もありますし、「フルメタWDWエンジンの単発」と「B.B.スタジオの従来通りの大きな展開」という綺麗な構図にもなると思います。

実際のところ、労力云々でヒイヒイ言っていた開発側の発言をしっかり追っているユーザーなら「実質VXTの延長上であるB.B.スタジオ製単発スパロボ」というビジョンはかなり色濃く見えてくると思いますが、VXTの二番煎じ、Z3から追いかけている人間ならもはや三番煎じ感が否めないどころか、本流のB.B.スタジオが充分な時間を確保出来ず今後の大きな展開に繋がらないと、無理くり出すだけで将来的にも大きなマイナスが目立つと自分は考えています。整ったフォーマット上で参戦作品の交代を繰り返すのが販売戦略として最適解だとしたらそこまでですが…「座して30周年を待っていた訳ではない」とは寺田Pの談ですが、どちらとも取れる発言なのが悩ましいところです。


3.参戦作品は?

「スパクロから流用(正確にはブラッシュアップした)モデルが使える」となるとかなりのラインナップから選出出来る上、新規参戦作品に関しても機体数という問題がクリアできる可能性は高い(ここが一番のアピールポイント)です。

とは言え昨今の事情(Tの国外最高売上記録から)を鑑みるに、より海外層を意識したラインナップにはなりそうです。参戦作品一覧はいドン!といきたいとこですが中々考えが纏まらないので、幾つか抜粋という形で書いときます。



  • 劇場版 マジンガーZ/INFINITY

とりあえずマジンガーが参戦することは確約されてるとして、Tでの戦闘アニメやボスボロットがいない不完全燃焼だった部分と、書籍やプラモでINFINITY時空の機体の存在が明らかになったり(ゲッタードラゴンとか鋼鉄ジーグとか)とゲーム的にやれるネタの多さもあり妥当なところだと思う。世代跨ぎや並行世界ネタとストーリーが広げやすいのもGOOD。


  • 機動武闘伝Gガンダム

ユーザーアンケート投票率が高いことが大きな要因と考えて、Tで実装出来なかった要素(合体攻撃とか)に手が届きやすいだろうってトコもひとつ。


  • 機動戦士ガンダムSEED DESTINY

安牌という他には後述のマジェプリと設定的にも絡めそうという理由だけ。


  • ☆太陽の勇者ファイバード

マイトガインのあれこれを見ても解るように現ユーザーの世代直撃と海外支持トップクラスを兼ね合わせたゲーム参戦有力候補でも最強クラスのシリーズ。エクスカイザーやジェイデッカーといった候補もあるけど30周年が被さるのと話の組み込みやすさからこちらで。


  • 勇者王ガオガイガー
  • 勇者王ガオガイガーFINAL

理由はGガンダムとほぼ同じ(アンケート率と戦闘アニメ)。現在進行形で漫画の展開があるので後押し。


  • フルメタル・パニック!シリーズ

元ゲームの流用が効くという理由が第一だけどとりあえずはそれだけ。


  • アイドルマスター XENOGLOSSIA

(元)シリーズ自体がバンダイナムコ主導の大きなコンテンツなのとスパクロでスパロボと大きな関わりが出来たこと、初の期間限定参戦という名分や、25周年記事の「出たら嬉しい作品リスト」の項目で大きく抜粋されてたのも付け加えて。


  • 銀河機攻隊マジェスティックプリンス
  • ☆劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子

新規扱い且つ組み込みやすい劇場版があること、上記の参戦堅そう組とストーリー的な相性が良さそう(ヒーローである兜甲児がいるINFINITY、遺伝子繋がりでDESTINY、ウルガル周りの話の広がりとしてソール11遊星主が組めそうなガオガイガーFINAL)という理由くらいで、他に後押しする要素がなく正直願望に近いのかも。


  • コードギアス 復活のルルーシュ

新世代便利屋筆頭。親子会社の参戦ノルマというか似た立ち位置でガンダムNTがいるけど、あちらは他のUC系込みでの参戦が望ましいだろうから今回はこっち。NT含め長く続けば将来DDにも出そうだけど一先ず保留。


とまあこんな感じで、ここに出してないもので他に考えてる自分の選出基準として、

  • 発売前1年半~2年以内に完結した作品及び権利事情の変わった作品(マクロス等)は含めない
  • 現アプリのDDの(新規)参戦との被りは恐らく意識しなくて良い
  • VXTで定着した戦艦枠ないしロボットじゃない枠は最低一つは存在する

なんかがありますとだけ。T以降で30作品近く視聴鑑賞してきた身としてはどれか一つが入って欲しいものですが大半が権利やらどうなのか全然なんですよね~、まあ高望みはせず来る日に備えましょう。



という訳で3Dスパロボ来るんじゃね!?な予想あれこれでした。これを機に(とは言うけど何も保障はないのですが)気になるロボットアニメを一気見してみるのもまた一興かなと思います。自分は積んでるプラモデルに取り掛かるぞ~


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