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2019年7月8日月曜日

シンカリオンとスパロボ

車体のラインが走ってく映像がスタイリッシュなED2。
I WANNA BE WITH YOUはシンカリオンで一番好きな楽曲です。

近年稀に見るロングランを達成したロボットアニメの新幹線変形ロボ シンカリオン、タカトミさんの独自ブランドにも関わらずスパクロに参戦したことで話題になったのは記憶に新しいです。でまあこれに対して現代のスパロボユーザーなら珍しくない疑問がついてきまして、「今後シンカリオンは本家スパロボには参戦しないのか」ということです。そんな謎や此度の参戦実現の経緯について電ファミで公開されたシンカリオンプロデューサーとスパロボプロデューサーの対談記事を元に考えていろいろ書き記そうと思った次第です。

シンカリオンという作品は「人と人を繋げる鉄道」が大きなテーマとして掲げられており、超テクノロジーこそ存在するが現代日本と実車の路線を舞台に各地域に赴いて仲間と出会ったり鉄道を通して敵との交流や和解といったストーリーも進められています。この「現代日本」というのが、作品同士の設定を結びつけた上で原作の再現を行うスパロボで扱いが難しいとされる部分であり、これらの要素無しではシンカリオンという作品自体が成り立たなくなってしまうからです。技術レベルの摺合せも苦労が予想されますが、要所要所で現れる鉄道要素こそが一番通りにくい道だと思います。で、キャラクター・シチュエーション単位で切り離し、異なる世界へ出張出来るスパクロだからこそ共演が叶ったワケです。元々こういった「ストーリーの扱いが難しい作品」もスパクロの参戦候補になり得ると明言されていたので直ぐに合点がいきました。勿論コンシューマの参戦にあたって予想されるシンカリオン各機の攻撃合体パターンといった戦闘アニメーションの負担や、現行のスパロボのユーザー年代層との噛み合いも考えられるでしょうが、シンカリオンクラスの影響力を持った作品ならば多少無茶は通る筈です。しかし作品の根幹に据えるテーマを考慮すると、シンカリオンを追ってた身としても、寺田Pも述べたようにやはりスパロボへの「本格」参戦は限りなく難しいのではないでしょうか。

纏めるとそんな感じですね。といってもスパロボとスパクロに皆々様思うものはあると承知していますし、自分も内心アレとかコレとかスパクロに出るんじゃないかと不安になることもありまして。それでもロボットジャンルの盛り上がりはスパロボの盛り上がりに直結するとも言えますから、大きな作品が世に影響を与えた事実も、スパロボサイドと少しでも手を取り合ったことも素直に喜ばしいことだと自分は思います。

※追記
https://news.denfaminicogamer.jp/interview/190417a
今回はこちらの記事を参考に書かせて頂きました。

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